お知らせ
- Information -- 2024.09.05 |
- 9月13日まで日本語部門ジュニアの部の募集を延長します。
- 2024.08.31 |
- 投句募集は終了しました
- 2024.05.20 |
- 「第6回盛岡国際俳句大会」募集要項ページを公開しました。
- 2024.05.20 |
- 「第6回盛岡国際俳句大会」事前投句作品の募集を開始しました。
- 2024.05.20 |
- 「第6回盛岡国際俳句大会」吟行句会参加者の募集を開始しました。
9月13日まで『日本語部門ジュニアの部』募集延長
日本国内のみならず海外からも人気を集めている俳句。1970年代に俳句の国際化が活発となり、今では世界各地に愛好者が広がっているといわれています。特に、身近な英単語を三行の詩で連ねる「HAIKU」は、日常の情景を心や身体で感じたままのイメージを自由に表現できる、日本を象徴する芸術作品のひとつとして親しまれています。国内外を問わず開催される大会には、全世界からの作品が集まります。盛岡市の姉妹都市であるカナダ・ビクトリア市でも、盛んに活動が行われています。
day moon(昼の月)
dotting the snowy hillside(雪の斜面に点々と)
five black cows(黒牛五頭)
Terry Ann Carter (テリー・アン・カーター)
< 第9回HIA俳句大会 入選作品 >
「盛岡市先人記念館」提供
山口 青邨(やまぐち せいそん)
1892年5月10日 - 1988年12月15日
世界各地で俳句を詠み、海外詠の先駆者と言われている。また、故郷を「みちのく」として詠んだ句を多く残し、後の俳人に影響を与えた。
【代表句】
みちのくの山たゝなはる花林檎
たんぽぽや長江濁るとこしなへ
みちのくの町はいぶせき氷柱かな
人も旅人われも旅人春惜しむ
遠山のくつがへるさま郭公鳴く
「盛岡市先人記念館」提供
新渡戸 稲造(にとべ いなぞう)
1862年9月1日 - 1933年10月15日
『武士道』の著者として知られ、「われ、太平洋の架け橋とならん」の大志のもと国際平和に貢献した新渡戸稲造も、俳句に親しんでおり、俳句の英訳の先駆者でもある。「夏草や 兵どもが 夢の跡」という松尾芭蕉の俳句を英訳した。
【代表句】
北国もいとわづ開く稲の花
The summer grass
'Tis all that’s left
Of ancient warriors’ dreams.(夏草や兵どもが夢の跡)
「石川啄木記念館」提供
石川 啄木(いしかわ たくぼく)
1886年2月20日 - 1912年4月13日
『一握の砂』など有名な歌集を残し、盛岡を代表する文化人として知られる石川啄木。啄木が愛した故郷を詠んだ俳句も残されている。
【代表句】
小障子に鳥の影する冬日和
菜の花に淡き日ざしや今朝の冬
白梅にひと日南をあこがれぬ
静林に春の雲きゆる日なりけり
思うことなし山住みの炬燵かな