第六回盛岡国際俳句大会

お知らせ

- Information -
2024.11.18 | 
第6回盛岡国際俳句大会事前投句入賞作品、当日投句受賞作品を掲載しました。
2024.10.21 | 
11月16日(土) 第6回盛岡国際俳句大会 開催
2024.09.05 | 
9月13日まで日本語部門ジュニアの部の募集を延長します。
2024.08.31 | 
投句募集は終了しました
2024.05.20 | 
「第6回盛岡国際俳句大会」募集要項ページを公開しました。

盛岡国際俳句大会とは

日本文化を象徴する芸術である俳句は,今では「HAIKU」と呼ばれ,世界各地で親しまれていることをご存知ですか?
 盛岡国際俳句大会は,2019年の盛岡市市制施行130周年を記念して開催される,日本語と英語による俳句の大会です。
 盛岡市は,山に囲まれた風情ある街並みの中を,鮭が上る川が流れる,自然豊かで四季の彩りを感じられる街です。また,多くの偉大な先人を輩出した,歴史と文化が薫る街でもあります。
そして俳句は,そうした自然や歴史を切り取り,五七五のたった十七文字で表現する,最も身近な芸術なのです。
 盛岡に住む人が,自分の街を見つめなおし,その魅力を再発見したり,盛岡を訪れた人が,その魅力を知り,街を好きになってくれたり,この大会がそんなきっかけになれば幸いです。だれでもすぐに始められて,それでいて奥が深い,俳句を詠んでみませんか?
日本文化を象徴する芸術である俳句は,今では「HAIKU」と呼ばれ,世界各地で親しまれていることをご存知ですか?
 盛岡国際俳句大会は,2019年の盛岡市市制施行130周年を記念して開催される,日本語と英語による俳句の大会です。
 盛岡市は,山に囲まれた風情ある街並みの中を,鮭が上る川が流れる,自然豊かで四季の彩りを感じられる街です。また,多くの偉大な先人を輩出した,歴史と文化が薫る街でもあります。
そして俳句は,そうした自然や歴史を切り取り,五七五のたった十七文字で表現する,最も身近な芸術なのです。
 盛岡に住む人が,自分の街を見つめなおし,その魅力を再発見したり,盛岡を訪れた人が,その魅力を知り,街を好きになってくれたり,この大会がそんなきっかけになれば幸いです。だれでもすぐに始められて,それでいて奥が深い,俳句を詠んでみませんか?

海外でも注目されている「HAIKU」

日本国内のみならず海外からも人気を集めている俳句。1970年代に俳句の国際化が活発となり、今では世界各地に愛好者が広がっているといわれています。特に、身近な英単語を三行の詩で連ねる「HAIKU」は、日常の情景を心や身体で感じたままのイメージを自由に表現できる、日本を象徴する芸術作品のひとつとして親しまれています。国内外を問わず開催される大会には、全世界からの作品が集まります。盛岡市の姉妹都市であるカナダ・ビクトリア市でも、盛んに活動が行われています。

day moon(昼の月)
dotting the snowy hillside(雪の斜面に点々と)
five black cows(黒牛五頭)

Terry Ann Carter (テリー・アン・カーター)

< 第9回HIA俳句大会 入選作品 >

俳句に関わりのある盛岡の先人たち

山口青邨 「盛岡市先人記念館」提供

盛岡出身・海外詠の先駆者

山口 青邨(やまぐち せいそん)

1892年5月10日 - 1988年12月15日

世界各地で俳句を詠み、海外詠の先駆者と言われている。また、故郷を「みちのく」として詠んだ句を多く残し、後の俳人に影響を与えた。

【代表句】
みちのくの山たゝなはる花林檎
たんぽぽや長江濁るとこしなへ
みちのくの町はいぶせき氷柱かな
人も旅人われも旅人春惜しむ
遠山のくつがへるさま郭公鳴く

新渡戸稲造 「盛岡市先人記念館」提供

俳句の英訳も手掛けていた「太平洋の架け橋」

新渡戸 稲造(にとべ いなぞう)

1862年9月1日 - 1933年10月15日

『武士道』の著者として知られ、「われ、太平洋の架け橋とならん」の大志のもと国際平和に貢献した新渡戸稲造も、俳句に親しんでおり、俳句の英訳の先駆者でもある。「夏草や 兵どもが 夢の跡」という松尾芭蕉の俳句を英訳した。

【代表句】
北国もいとわづ開く稲の花
The summer grass
'Tis all that’s left
Of ancient warriors’ dreams.(夏草や兵どもが夢の跡)

石川啄木 「石川啄木記念館」提供

短歌で知られる文化人も俳句を残した

石川 啄木(いしかわ たくぼく)

1886年2月20日 - 1912年4月13日

『一握の砂』など有名な歌集を残し、盛岡を代表する文化人として知られる石川啄木。啄木が愛した故郷を詠んだ俳句も残されている。

【代表句】
小障子に鳥の影する冬日和
菜の花に淡き日ざしや今朝の冬
白梅にひと日南をあこがれぬ
静林に春の雲きゆる日なりけり
思うことなし山住みの炬燵かな